課題に直面した時にあなたはどちらの立場をとるか?

課題に直面すると人は2つのうちのどちらかの立場をとる

日々、ニュースでは新型コロナウィルスの報道がされています。

状況が良くなるどころか、今、現在は悪くなる一方で出口が見えません。

さて、そんな大きな壁にぶち当たったとき、

人は大きく2種類に分かれると言われています。

起こった出来事を、自分事ととらえ、何が出来るか?を考え、主体的に動く人と

起こった出来事は、誰かのせいで、自分ではどうにもできないと被害者意識に陥る人。

前者をアカウンタブル(主体的・当事者意識を持った人)

後者をヴィクティム(受け身的・被害者意識を持った人)

と言います。

最近、報道番組で、休業を余儀なくされている経営者やスタッフがインタビューに答えていますが、

その方が、どのような状態なのか、言葉遣いを聞くとなんとなく分かります。

 

「どうせ・・・・」
「やっぱり・・・」
「なんで、私ばっかり・・・」
「言っても変わらない・・・」
「どうにもできない・・・」
「政府は何もしてくれない・・・・」

「何もできなくてつぶれるのを待っている状態です・・・。」
など、

私たちはついつい、ポロリと無意識で言ってしまいます。

今の、このような状況では、誰もがヴィクティムになりがちですし、
ヴィクティムが悪なのかというと、そうではありません。

大切なのは、

「そういう状態もあるということ」

それを客観的に理解したうえで、

いつまでもそこにいたいのか、

違う立場をとるのか、

自らが選択することが出来るということ。

 

もちろん、誰かに、今の厳しい状況を聞いてもらうことは必要です。

ひとしきり話したらちょっと考えてみましょう

「ヴィクティムの状態でいることで手に入れていることは?」

「ヴィクティムの状態でいることで失っているものは?」

「アカウンタビリティな状態だとどう変わる?」

「本当は、どうしたい?」

「今、とれる最善の行動は何?」

ヴィクティムでいるときは、

丸かバツか、出来るか、出来ないか?の答えはどちらか、つまり、二極化になりがちです。

選択肢が少ないと、行動は起こしにくいと言われます。

 

ぜひ、上記のような質問で、選択肢を広げましょう。

絶対に出来ない!と思っていたことが、

選択肢が広がることで、可能になり、行動変容に繋がります。

以下は、あなたが今、ヴィクティムかどうかのチェックリストの一部です。

ヴィクティム度合いチェック

□ 気になっていることがあっても、誰かがやってくれるだろうとそのままにしている

□ どうせ、こんなこと言っても、変わらないし・・と思って何もしない

□ 難しいんだよね~と評論家、傍観者になりがち

□ 問題がおきると、解決策を探すのではなく、自分の正しさを主張してしまう

□ 「やる理由」よりもついつい「やらない理由」を話してしまう

□ 相手の行動が気になっても、その事について伝えない(誰かが言うだろう)

□ 「私はどうしたらいいですか?」と相手に決めさせる

□ 前にやってみたけどダメだった、今は難しい、など言い訳にして行動しようとしない

まだまだ、チェックリストは続きますが、

いかがでしょう?

ちょっとドキッとしませんか?

私は、意識しないとついつい傍観者(観察者)になってしまいがちです。

誰かが、何かしてくれるだろう・・・。

確かにそんなときも多いかもしれませんが、

今のこの時期、

何か出来ることを自分で考えて動いている人は強いです。

 

テイクアウトにチャレンジするお店

誰かとコラボして、体験を売るお店・・

カットはしないけど、レクチャーをオンラインで伝える美容師さん・・・など

最初から、難しい、厳しいとあきらめずに、

ぜひ、何が出来るだろう?

何があったら出来るだろうか?という事にも目を向けてください。

もちろん、その前に、たまったやるせなさ、愚痴を吐き出すことも必要です。

そんな場所が無いときは、ぜひ、コーチを活用ください。

コーチは、先入観を持たず、中立な立場であなたの話を聴いたうえで、

一緒に、何が出来るか対話を通して考えていきます。

まずは、体験として、今、自分がどういう状態か、見つめるところから

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