視点とは何でしょう?
辞書を引くと
1 視線の注がれるところ。
2 物事を見たり考えたりする立場。観点。
とあります。
つまり、視点は2種類
何を見ているのか?というと事と
どこから見ているのか?という事。
コーチングをしていると、
「視点を変える質問」という言葉が出てきます。
そして、学習者の悩みでよく聞くのが
「視点を変える質問が出来なくて・・・」というお悩み。
では、視点を変える質問をするには?
質問をする前に、まずは、目の前の相手を観察することが必要です。
上記の2つの視点が今、どうなのかを観察する。
目の前の相手は何を見ていて何を見ていないのか?
どんな立場から見ていて、どの立場からは見ていないのか?
会社の例で例えると
経営の立場からは物事を見ているけど、社員の立場になって見ていない経営者。
逆に、従業員の立場からの意見は言えるけど、経営者という視点は皆無な従業員。
それぞれの立場を変えて物事を見たときに、今まで見えていなかったものが見えます。
つまりはそれが気づきが起きるということ。
だから、
気づきを起こす質問をするには
まずは相手がどんな視点(どこを見ているのか?どんな立場で見ているのか?)を観察することがスタートなのです。
コーチングが上手くなりたい!と思ったら、ただ30分のセッションを繰り返すのではなく、
スキルを分解して練習することが効果的ですよ!