岩本美恵子×関口詩乃【対談】似ていないふたりの運命の出会いと化学反応

一般社団法人コーチングコミュニケーション協会会長の岩本美恵子と理事長の関口詩乃による対談・インタビューです。
ふたりの第一印象や、協会設立の経緯、協会立ち上げに込めた思いなどを対談形式でまとめました。
私たちのことを知っていただくきっかけにしていただけたら幸いです。

独特な考え方と湧き出るアイディアを持つ関口コーチと本質を捉え短い言葉で伝える岩本コーチ

岩本美恵子 まずは、お互いの印象からお話ししましょう。
関口コーチの独特な考え方が私にとって新鮮でした。どちらかというと、私は昔から型にはまってそこから出ないようにしようと、そこを優先してしまう性格だったので、とても自由に、恐れもなく、自分の意見を発するところが魅力的だと思っています。
子どもの時からそのような性格だったのですか?

関口詩乃 それが…子どもの頃は全く違いました。
私はずっと枠にはまる教育を受けてきました。私の家は、子どもは優秀であってほしい、ずば抜けてできる子であってほしい、いい意味で目立つ子であってほしい。だけど、女性だから協調性は大事にしてほしい、お片づけもお手伝いもしてほしい、自ら手をあげるのではなくて周りからやってほしいと言われて初めて前に出る子でいてほしい…という矛盾した枠の中で過ごしていたのです。
そのため、子どもの頃は、目立ちたいけど目立ちたくない子どもでした。
学生時代に、枠や強制を考えたことのないような親友との出会いが、自由に表現することへの扉を開いてくれました。彼女からの”自由に生きなさい”というメッセージが、枠から私を解き放ってくれました。
そして、実際に行動に移せるようになったのは、大学進学のために北海道へ行くと決めた時からです。初めて、周りの意見よりも自分自身の意志を貫きました。

関口詩乃 岩本コーチはまずやってみる!というスタンスの方だと感じています。初めてお会いした木登りワークショップの時に、口では「どうしよう…」と仰っていても、まずは登ってみて「おもしろい!」と心から楽しそうに取り組んでいる姿が今も印象に残っています。
その一方で、人、物、事に対して冷静な発言と対応をされる方でもあります。理知的な発言や本質を捉えた発言を、相手に伝わる短い言葉でカチッと伝える能力もお持ちです。
私にはない部分なので憧れています。

岩本美恵子 それを言うと、私が関口コーチに魅力を感じる部分は、誰の代わりもいない、独特のアイディア、その人じゃなきゃダメだという関口コーチのあり方に憧れています。私は、型にはまることはできることはできても、私の代わりになる人は他にもいるのだという思いもあるんですよね。
2人でやりたいことを提案すると、関口コーチからくるくるくるくアイディアが湧き出てくるんです。私一人で考えるよりもアイディアや発想が広がります。

関口詩乃 恐縮です。私は、こういう事やろう!こういうことをやりたい!というアイディアはあっても、そこから具体的にしていくことが苦手です。集客や会場、事務作業、当時の会場設営など、企画したその先を具体的にしていく力が長けていらっしゃいます。行政書士という仕事柄もおありかと思いますが、具現化する能力を心から信頼しています。

岩本美恵子 お互いのズレはお互いが2人でやるからいいところになりますね。

ふたりの運命の出会いは木登りだった?!

ーーおふたりの出会いは何だったのですか?

関口詩乃 岩本コーチのことは木登りワークショップで初めてお見かしけしました。

岩本美恵子 とても暑い日でしたね。コーチングとは無関係の、ただ木登りを楽しむというワークショップで、汗どろどろになりながら楽しみましたよね。

関口詩乃 木登りワークショップの時に素敵な人がいるなと感じていました。一目惚れでした。
そから約3ヶ月後に別のセミナーで再会して、その時に鋭いことを仰っていたので、木登りの時とのギャップにとても惹かれました。
岩本コーチとお会いした方はお分かりになると思いますが、岩本コーチは誰からも愛されて、誰が見ても素敵だなと思う女性で、柔らかい雰囲気をお持ちの方です。その一方で鋭い視点と発言もお持ちなので、その両方を持ち合わせていることに私は惹かれました。そして、セミナーで再会した際に次にお会いする約束をさせていただきました。
あの時、勇気を出して岩本コーチにお声がけした自分を褒めたいですね。

岩本美恵子 その後、北陸で活動するコーチにも、関口コーチのコーチングの解説を聞いてもらいたいと思い、私が定期的に主催しているコーチングを学ぶワークショップにお呼びしたことが、ふたりで一緒に活動をはじめるきっかけになりました。
私は石川県が活動拠点で、地方だとコーチングをやっている人が少ないんですよね。
コーチングは、いろいろな面から学ぶ方が良いと考えていて、学んできたスクールが異なり、さらに独自の視点のフィードバックをお持ちの関口コーチにお願いしたいと思ったんです。関口コーチの解説を聞くことで、参加者さま全員が新しい視点を手に入れていただけるという確信がありました。
東京を中心に活動されている関口コーチを北陸に連れてきてしまいました。ふふふ。

関口詩乃 岩本コーチと何かできたらと願っていたので、お話をいただいて光栄でした。
私は薬剤師の仕事もしているので、コーチングのクライアントさまに対して薬学系の仕事を、薬学系の方にとってコーチングの仕事を、より信用、信頼していただきたいという思いがあります。岩本コーチとはそのような状況や思いも一致していました。

岩本美恵子 そうですよね。コーチと行政書士と両方に力を入れていますが、周りから見たときに、どうしても分かりづらい部分が生じてしまう場合があります。関口コーチと活動をすることで「仕事×プロコーチ」という働き方への理解を広めていきたいと思います。

パートナー関係を築けるコーチを増やすことで社会貢献できる人を増やしたい

関口詩乃 やり方をアップデートしていこうという基本的な部分を、私も岩本コーチもとてもしっかりやっているところが似ていますよね。コーチは在り方が大事ですが、やり方も学び続けて磨いていくこともまた大切にしています。
それに、私たちはそれぞれ薬剤師と行政書士という守秘義務の高い仕事をもっているため、コーチとして活動する時にも守秘義務の遵守を徹底している点も同じですね。

岩本美恵子 確かにそうですね、守秘義務を守ることは当たり前だというスタンスを2人とも持ち合わせています。誰がどうしたということよりも、何が問題でこうなったのか?という点にフォーカスします。あの人がどうこうではなく、物事同士がどうだったのだろうか?という話が関口コーチとはできます。
また、私が仕事をする上で1番大切にしていることが信頼なんです。関口コーチとならそこは大丈夫だと信じることができます。

関口詩乃 話を重ねるたびに、岩本コーチと私は目指すものが似ていると感じます。
コーチングは究極的には、相手の能力を最大化する関係性だと私は思っています。相手の能力や可能性を最大化するためにコーチが存在するものだという認識が一致しています。自分の承認欲求を得るためにコーチングを学ぶのでもなく、相手のためだけに生きるコーチでもなく、パートナーの関係として生きられるコーチを増やしたいです。

岩本美恵子 関口コーチとお会いした時に、私が実現したいことをやっていらっしゃる方だと思いました。人のためばかりじゃなく自分のためでもあるけど、自分のためだけでもないという印象を受けていますし、そのようなスタンスのコーチを増やしていきたいですね。

関口詩乃 そのようなコーチが増えていけば、いろいろな人が並び立てる社会を実現できると考えています。
岩本コーチの考え方は、それはそれでOKという考え方ですよね。例え、その人の中でダメだと感じる部分があっても社会に貢献ができるような関わりを見出してくれます。
岩本コーチのような考え方が広がれば、どんな自分も社会で役に立てるのだと思える人が増えます。社会に役に立てる、そう思えることほど自分を勇気づけるものはないと思っています。お互いがちょっとずつ貢献して、ちょとずつ迷惑かけ合える人が増えたら、世の中が幸せだなと思っています。

岩本美恵子 私は子どもの頃に転校をよくしていたのですが、転校先でいじめられっ子のような子がいるんですよね。私は親切にしてくれるし楽しいから一緒にいても、「あの子と一緒にいるといじめられるから近寄らん方がいいよ」と忠告してくれる友だちもいました。そうすると私は”こんなに楽しくて素敵な人なのにな”ともやもやした気持ちになりました。
人って、まとめて見てしまいがちで、ちょっとねというところもあるけど、それぞれが良いところもあるんですよね。
その良いところを出し合える世の中なら、一人一人が社会の役に立っていると思えるし、幸せなことですよね。

関口詩乃 岩本コーチのこういうスタンスがすごく好きです。

岩本美恵子 人との距離感を調整できる、行き来できるとより良い関係が築けますよね。

関口詩乃 私はこれまで人との距離感を考えたことがなかったですが、岩本コーチと出会うことで、相手との距離感を調整できるようになりました。そして、それができるようになると、これまで以上に好きなことが続けられるのだということを学びました。

岩本美恵子 コミュニケーションの質を改善すると人間関係が良くなります。人間関係が良くなると業務が滞りなく進むようになります、結果が出ます。そのコミュニケーションを伝えていきたいです。そして、それをやることで自己基盤がしっかりしてくるので、その人の人間性が高めることができることも伝えていきたいです。
いろいろなコーチングがありますが、私たちは、純粋にコーチングの良さを伝えていきたいし、私たち自身も知識や技術を高めていきたいです。

関口詩乃 それから…岩本コーチはいつもいろいろな視点を持っていますよね。

ーーおふたりとも多角的に見てくださる印象がありますが、おふたりの違いはどのようなところですか?

関口詩乃 気になるところが違うのかもしれないですね。いろいろなことを確認してから入る岩本コーチと、感覚で入ってから考える私の違いかもしれません。

岩本美恵子 物事の進め方、取り組み方が違いますね。直感で動く関口コーチと、念入りに調べて進める私というかんじです。関口コーチの直感には全幅の信頼を寄せています。仮に直感に従ってうまくいかなかったとしても、その先にうまくいくことに繋がっていると信じています。
そんなふたりだからこそ、より可能性が広がるなと思っています。

関口詩乃 岩本コーチとふたりで活動していくことで、可能性と安全性が高まっていると私は感じています。

岩本美恵子 1歩間違えると気が合わない相手になってしまうのですが、新鮮なものを取り入れたいという気持ちが似ているので、こんなに強く繋がれていますね。

ーー新鮮なものを取り入れたいというのは?

関口詩乃 世の中が進んでいて、コミュニケーションも変わっているのに、ずっと同じことをしていると古くなってしまいますよね。だから、アップデートしていきたいという思いが強いんです。
コーチングの業界は比較的新しい業界なので、流行り廃りが短い間隔で変わっていきます。それでも、どんどん学び、新しいものを積極的に取り入れていきたいと思っています。

岩本美恵子 私も同じです。意識的に学ぶようにしています。

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